レストラン野咲
松山のショッピングモールである銀天街すぐ近く、千舟町3丁目の交差点にある「レストラン 野咲」。
磨りガラスの玄関窓やら食品サンプルやら、レストランというより昔ながらの食堂といった感じ。
安価でしっかりがっつり食べられるので、老若男女地元民に愛用されているようだ。
席に着いた瞬間注文を取りにくるので、よほど常連客が多くすぐ答えられるような人が利用しているのだろう。
素敵なのは「ランチは一日中営業しております」の案内。それはランチではなく定食と呼ぶのだと思う。
必要物資の買い物を終え、遅めの昼をとる。ここにランチの概念がなくて良かった。
本日はのさきランチ、480円。
青と白の陶器平皿に揚げ物がふたつ乗っかっている。しかも下敷きがハム…!女子には少し手強いランチだ。
左手はデミグラスソースをたっぷりかけられた厚手のトンカツ、右手はじゃがいも100%の濃ゆーいコロッケだ。茹でられただけのマカロニ、キャベツ、オレンジもついている。
カレーでもないのにライスに福神漬がついているところがまた愛らしい。
今月初旬にもここは訪れた。このボリュームでワンコイン以下の定食屋は少なくないようなので押さえておきたいところ。
味付けには何十年前から変わっていなさそうな野暮ったさがあった。