だから持ち家なんていらないと考える


私はけっこう、引越しが好きです。

なぜなら、違う街に住むことは、かなりエキサイティングだから。
最寄り駅に到着する電車の色、
帰りに寄るスーパーの配置、
風邪をひいたときに向かう病院の雰囲気、
センスが問われる本屋の平積み、
外食をする時のレストランの選択、
いつもこの時間ここにいる、あの人。

そういう生活そのものが、がらりと変わるわけです。
だから新しい街に住むと刺激と発見が多くて、ぐんと日々が楽しくなります。

自分の荷物をすべてひっくり返す時でもあるので、
強制的に断捨離できるしね。
敷金や礼金がもっと安く(あるいは無く)なれば、もっと身軽になれるのに。

本当はフィーリングで選びたい



どこかに引っ越すときは、なるべく違う沿線を選びたいと思っています。
そして訪れてみて、「全然勝手がわからない〜楽しそう〜」と考えられるところ。
結局通勤や行動範囲や家賃で、妥当な物件に落ち着いてしまいがちですけどね…。

いま私の手元にある条件を抜きにして考えると、
住んでみたいのは三軒茶屋(ブログタイトル)。
理由は特になく、何度か訪れたときに、
「あ〜〜めっちゃ良さそう!」と感じただけのことなのですが。
三茶カルチャーがありそうだし、外食捗りそうだし、
生活感もちょっとあって、未開拓で、最高。

特に、田園都市線という恐ろしい路線(未開&超混雑)にドキドキします。
おそらくすぐに嫌になるのだと思うのだけど。

そんなようなことを以前上司に話してみたら、
「三軒茶屋は時間とお金と仕事とプライベートと、
全てにある程度余裕がある人じゃないと難しそうだよね」
と言われて超納得しました。

なんかなんとなく、そうかもしれない…。

余裕ができたら…



ただ他の方に、「三軒茶屋はいつか住みたいと思っていたら一生住まないよ。思い立ったときに住んだほうがいいよ」という意味深長なご指摘も受けました。
どうしよう…一生住めなさそう…

今のところ私が経験しているのは、
神楽坂近辺、中野近辺、五反田近辺だけなので、
まだまだ開拓したいところが山ほどあります。
(東京に限らず、博多とか仙台とか札幌とか地方都市も気になる…いつか…)

ただ今山手線沿い在住のため、
これ以上の利便など存在しないだろうという懸念も…!

都営三田線はもうどこ通ってるのかわからなすぎて住みたいし、
都営新宿線とか井の頭線とかも楽しそう。
混雑必至だけど小田急も田園都市線も気になる。
日常的に都電荒川線使うとなったら生活どうなっちゃうのだろう。
世田谷線とか大井町線とかの住宅街すぎる感満載なところはどんな生活なんだろう。

なんてね。ひとまず散歩の達人で擬似引越しをします。

というわけでタイトル通り、持ち家なんていらないなーと考えているのでした。
腰を据えるのいやだよ〜。