シェアハウスって意外と高いし色々デメリットあるけどそれでも選んだ理由


松山から帰って来て、早々に東京の家探しがスタートしました。今回わたしが探していたのはシェアハウス。単純に興味があったので。安いイメージもありました。

tokyosharehouseにひつじ不動産、SHARE PARKにcolishにとそれっぽいサイトをぐるぐる。
お目当ての大学近辺(飯田橋、市ヶ谷、神楽坂付近)はもう全然ない。ていうかあってもめっちゃ高い。
色々と調べて分かったのですが、昨今のシェアハウスってワンルーム借りるのより高いのです。
理由は多分「リビングが広くて清潔」「清掃は管理人さん」「初期費用が安い(敷金礼金なし)」「備え付け家具が充実」とかとか。

それにしても10万近くのシェアハウスってもうそれわけわかんないな!というのが本音でした。

仕方ないので、狙いの範囲を広くしてみました。

・山の手線沿線+有楽町線も通っている池袋周辺(大塚なども含む)
・憧れの中央線沿線(中野~荻窪)
・ソーシャルアパートメント

ソーシャルアパートメントはだいたい8万以上がデフォルトで、普通の学生であるわたしにはちょっと厳しい。入りたかったけどもな、、いずれ入れたらな、、

1度中野のシェアハウス見に行ったら60代くらいの住民のおじさんと鉢合わせた挙句コインシャワーというハードモード。
極め付けに連絡ノートに「靴盗まれたからみんな気をつけて!」という報告…。誰だよふざけんなって書けないもんね。

女性専用に絞っていたわけではないけれど、なんか完全にアウトでした。家のシャワーにお金要るとかお風呂好きのわたしは耐えられない。

その時対応してくれた不動産のお兄さんが(管理人さんじゃなかったので全然営業っぽくない)「値段とか勝手考えたらまあ普通にワンルーム借りるのが妥当ですよ」と言ってくれました。
マツエクサロンのお姉さんには「西武池袋線とか超安いしいい町だしおすすめです」なんて言われてしまい…

でも結局、とある沼袋のシェアハウスに住むことになりました。
オープンしたばかりでキレイだし、人数・設備もほどほど、駅近。水道代光熱費込で6.2。外国人向けに作ってるので英語を喋る機会ありそう。英語勉強したいわけではないけれど。
ここでいっか、よりも、ここなら平気そう、というポジティブめな納得をして決めました。



共同生活の良し悪しは確実にあるけれど、基本シェアハウスって契約期間も短いし出入りに関してかなり自由っぽいから「嫌だったら出ればいいかな」ぐらいにしか思ってなくて。
何よりシェアハウスを選んだ理由は、

  • 荷物を持ちたくない
  • 生活が想像できるの嫌
  • なんだかんだ初期費用は激安

でした。

冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯器、ベッド。自分のものがなくてもどうにかなったこれまでの1年半。
これから自分はまた違う街に住みたくなるかもしれない、がっつり働く職場の近くに移動したいなと思うかもしれない、シェアハウス誘われたらやってみたいかもしれない。

そんなとき、わざわざハイアールとかのやっすい家電を持ち運ぶの最高に煩わしい。洋服と最低限の日用品さえあればいいや、などと考えました。

家具や家電が変わると生活にぐっと楽しみが増えるし。
身軽でいたい。やっぱりそれがシェアハウスを選んだ1番の理由です。まだ大学生活残ってるからね!


「生活が想像できるの嫌」だなと思ったのは、大学近辺の物件を見に行ったときのこと。
前住んでた部屋からわずか徒歩2分の場所にある物件でした。

きっと私は、何時に家出てここで買い物してあそこの病院に行って生活するんだろうな…なんていう想像ができちゃうわけです、1度そこに住んでるから。
それって相当退屈なことです。世の中にはいろんな街がたくさんあるのに。
生活開拓の楽しさを知ってしまったので、もう同じ街には住みたくないなと思ってしまいました。そのため牛込神楽坂付近はアウト。
同じ街はもう地元、実家だけでいいです。


あとはやっぱり、初期費用って大事。
「キッチンお風呂トイレ諸々共同」という条件を考慮すれば結局私が住むシェアハウスは安くないわけです。
ただもうワンルーム借りるってなったら礼金!敷金!プラスで家具家電!とか言われちゃうともう、いくらかかるのよ…!って。いや、みんな通る道なんだけども。
その分保証されることもたくさんあるのよね。何事も一長一短です。
結局わたしが住むところの初期費用は日割り家賃+デポジット3万円だけでした。


とか書いておきながら「やっぱ共同生活しんどい」とか「また食パン盗まれたしにたい」とか「中央線の混み具合はクレイジー」とか「大学遠くてやってられない」とかおそらく思ったりするんです。
飽きたら帰ればいい、というのはわたしの知人の言葉。お気に入りです。
やめたくなったらやめます。そのぐらい自由でいたいです、人にお金の迷惑かけない程度に。