突然ですが、こないだ友人とそんな話になったので、書き残しておきます。
(もしかしたら友人にもちらほらいるかもしれませんが、
その辺りはタイトルの「おおよそ」と、下記内容から汲んでくださいね。
個人を特定する話ではなく、私自身が考える一般論です)
TwitterなどのSNSにはサブ垢(裏アカウント)というカルチャーがありますよね。
そこにはメイン垢(本アカウント)に書けないようなことを書くわけです。
たぶん、書かずとも共通認識だと思うけど、
本アカ=オフィシャル=建前の多い私
サブ垢=プライベート=本音の多い私
ですよね。
ここまでSNSがリアル社会と近しい存在になりつつあるのに、
「私は本音と建前分けていますよ、本アカで言えないことがあるのでサブ垢に書くんですよ」みたいなこと、公にしちゃっていいのかなあ、と考えたりします。
もちろん、オンとオフは誰しも持っています。
それを可視化しちゃっていいのかしら、ということです。
オンとの落差があればあるほど、オンへの不信感は増すと思うのですが。
プライベートは言わずもがな大切ですが、
実はあらゆる時に助けてくれるのは、たくさんいるオン側のファンだったりするとも思うのです。
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例えば、メインのフォロワーが500人、
サブ垢のフォロワーが50人いたとしましょう。
500人には言えないけど50人には言えることって、
本当にあるんでしょうか。
500人には言えないけど5人には言えること、ならわかるんです。
頻繁に連絡をとりあう、親しいお友達。
恋愛のこともお金のことも仕事のことも体のことも相談できるお友達。
サブ垢まで作るぐらい秘密の多い人が、そこまで話せる関係を50も持っているでしょうか。
たぶんその50人の中には、なんとなくフォローしたらフォロー返してくれた、
なんとなくの関係の人もいるはずなんです。
そしてそういうなんとなくの50人に対して、
ありありと性生活や愚痴をぶちまける人の多さったらけっこうスゴいと思うんです。
仲の良い5人にはむしろ電話とか膝を突き合わせて、
じっくり聞いてほしいような内容のことを!
普段から開けっぴろげの人なら別にいいと思うのです。
つまり、本アカでも性生活や愚痴をぶちまけている人。
その人がサブで何を言っていても、ちょっと具体的になるぐらい。
(というかたぶん、そういう人は作らなそう)
だいたいサブ垢の内容なんてセックスか愚痴なわけです。
男だの女だの寝ただのという話ばかりするから、
ああこいつはだらしないんだろうな、と思われるだろうし、
誰かを批判したり罵ったりするから、
ああこいつといても結局どこかで嫌なこと言われるんだろうな、と思われるだろうし。
別にね、SNSに書かなくたって、人はセックスしてるし愚痴を言ってるんです。
そこを分かっていなくて、わざわざ言っちゃいたい症候群があるゆえに、
・自己顕示欲が強い
・二面性がある私(俺)に酔っている
・本アカで言いたいことを言えないようにする無計画さ
・性や愚痴を人に聞かせていいことがないことを知らない
みたいな部分で地雷感が出ちゃうのでは、と思ったのでした。
…という話をブログでしたいと恋人に聞いてみたら、
「ツイッターをやってる女という時点で地雷」と一蹴されました。
お後がよろしい月曜夜。