「リゾートじゃなくてもよくね?」てわけで、新婚旅行は四国でした。


こんにちは、ながち(@1001log)です。
先日は、「ゼクシィさん、20代前半女子の結婚したい欲はスゴイですよ」をたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございました。

そして、あっという間に結婚4ヶ月目。
わたしが有休消化中で時間のある3月中旬に、新婚旅行へ行ってきました。


行き先は四国。四県一周です。
旦那が平日5日間ばっつりお休みを取ってくれたので、
土日ふくめて6泊7日の旅を満喫してまいりました。

f:id:takachilog:20160330220128j:plain

いろんな友達に、「いや、なんで四国…」と突っ込まれましたが、
それにはそれなりに、ふたりで決めたことがありました。

そんな新婚旅行の経緯と結果のお話をしていきたいと思います。

※先に申し上げておくと、
リゾート地へ新婚旅行をされた方を否定する気持ちはございません。
わたしと旦那個人の考えだと認識いただけるとうれしいです。

ハワイもバリもヨーロッパも、選択肢のひとつでした


新婚旅行といえば、リゾート。外国。海。
もちろん私たちも御多分にもれず、日本国外の各地を検討しておりました。
で、辿り着いた結論がこちらです。

1.移動時間がもったいなさすぎる件


わたしは有休消化中なので時間はあるものの、
旦那は大切な有休を削いで新婚旅行へきてくれます。
もちろん有休とはいえ、副業もあるので、まったく仕事をしないわけにはいきません。

そんな限られた遊ぶ時間の中、移動(飛行)時間に7時間も10時間もかけるのはいかがなものかと。
時差を考慮すればトントン、という話もあるのですが…。
そもそも東京ー新大阪間の新幹線ですらもうしんどいみたいな移動嫌いな私たちに、
わざわざ海外旅行を選択する必要性がそこまであるのかを再検討しました。

2.治安が不安な件


みなさまもご存知の通り、テロなど心配なニュースが多いですよね。
べつに、日本にいれば安全だと言うつもりは毛頭ありません。
謎の通り魔や危険運転に巻き込まれる可能性もある、この国だって危険です。

でもね、そうやって不安に思う気持ちをおさえて、わざわざ行く必要はなんだと。
せっかくの新婚旅行でなぜソワソワヒヤヒヤし続けなければいけないのかと。
ほとんどの場合は大丈夫だと頭ではわかっているものの、
やっぱり怖いなーと思う気持ちがあったので、やはり止めておきました。

3.別に海にいきたいわけではない件


そして残った選択肢のバリ、グアム、セブ。(ハワイは遠いので却下されました)
実はグアム本を買ってホテルを見定めるくらいグアムでほぼ決まっていたのですが、
ふと

「あれ…?そもそも私たち、海に行きたいんだっけ…?」

と立ち返ってしまいました。

結婚式は別に挙げるので、写真を撮る心配もいらず。
海で泳ぎたい気持ちも水着になりたい気持ちもなく。
もっといえば、たしかに浜辺でコロナは飲みたいけれど、
プールにずっと入っていたいわけでも、ラグジュアリーに過ごしたいわけでもない。
日焼けしたくないしお互いのダサめな体のラインをSNSに晒し合いたくはない。

それよりも美味しいもの食べて温泉入るのがふたりの幸せでは?
と至極単純な答えに行き着き、国内へと気持ちがシフトしていきました。

6泊7日の旅先を四国に決めた、5つの理由


国内だと決めたところで、たくさん選択肢があります。
やはりリゾート…てわけで沖縄なのもあり。
小笠原諸島でのんびり決めるのもあり。
北海道も東北も九州も、ああー、行きたいところはたんまりなわけです。

その中で、四国がやっぱり最適だと感じたことには5つの理由がありました。

1.旦那にとって未踏の地であった


旦那は以前、菓子メーカーの東日本営業担当だったことがあり、
どこかしこにも足跡を残している人です。

西日本にも友人がいたり家の縁があったりと、
47都道府県でいえば「行ったことがない」ところは数えるほど。

そんな中、唯一彼が足を踏み入れたことのない地域が四国でした。

「行ってみたいなー行ってみたいなー」とこぼしていた旦那。
行ってみたいところであれば、一緒に行くが一番です。
そんなわけで、四国へと目を向け始めました。

2.わたしにとって思い出の土地であった


かわってわたしは、日本全国温泉めぐりをしていた時に、四国を訪れていました。
3年ほど前のことです。
2週間ほどかけて四国を一周したときには思い出がたくさんでき、深い情がありました。

それから数ヶ月後、わたしは愛媛県松山市で3ヶ月間バーテンダーの修行をしています。
松山を離れてからそのバーには1,2回ほど遊びに行ったきり、ご無沙汰をしておりました。

また会いたいな〜〜松山行きたいな〜〜。
わたしはそんな郷愁を抱えていたわけです。

3.奇跡的に有休5日取得できた


これは完全に旦那さまさまなのですが…。
年度末の忙しい時期に、平日5日間も休んでもらえることが大きかったです。

何はともあれ、GW・夏休み・年末年始の繁忙期はとにかく避けたかったのです。
混雑すればイライラするし時間もかかるしお金も高くなるし。

もしその繁忙期に行くしかなかった場合は、国内を避けたほうが良いなと。
とはいえ、三連休にお休みをくっつけるなどの短い期間であれば、
四国一周なんてタイトすぎました。

でも1週間で九州ぐるっとは不可能だし、
今の時期の東北北海道はまだ冬だし…。

ちょうどよかったんですよね、日程と旅程が。
結果的にはお花見や瀬戸芸の混雑を回避でき、快適な旅ができました。

4.ふたりとも水曜どうでしょうが大好きだった


四国八十八ヶ所をめぐる、とはいかなくとも、
どうでしょう縁の地とか一緒に行きたいね〜〜となってしまいました。
ちょうどその時TOKYOMXの再放送が四国だったから、
ていうのも実はひとつの理由です。笑

まあ結果的にうどん屋さん2軒しか行けなかったのですが、、笑

5.一週間レンタカーを借りて、ふたりで旅がしたかった


本当のことをいえば、これに尽きます。
7日間という長い時間をふたりだけで過ごすわけです。
だから、歌ったり喋ったりふざけたり、
地元の運転の荒さに怒ったり、四国の山道に慄いたり、
ふたりだけで笑い驚く時間をすこしでも増やしたいと考えていました。

もちろん砂浜のハンモックもリゾート地の肉肉しいハンバーガーも素晴らしい体験です。
でも、とにかく思い出をたくさんたくさん作りたい。
そういう気持ちを込めて、やっぱりちょっと地味かもしれないけれど、
6泊7日四国一周を決めました。

観光→ドライブ→地元の美味しいもの、という最高の7日間でした


そして四国に詳しい方からいただいた情報もあり、
めちゃくちゃ楽しい7日間を過ごしてまいりました。

旅館のごはんを7日間食べ続けるのも大変なので、
ある日はビジホに泊まって夜の街に繰り出したり…と自由に組んだ旅程が以下です。
じゃらんで働いていた経験が活きました…)

【1日目/愛媛】


松山空港着→道後温泉観光→松山市街地でお酒を飲む


久々にバーの皆さまと会えて超超嬉しかったです。

【2日目/愛媛→高知】


松山城愛媛県内子→四万十川の温泉旅館でのびのび

 

内子座。100年前にできた劇場で、今も現役で稼働中ってすごい。

ゆうせいさん(@yousay_nagai)が投稿した写真 -


内子座の雰囲気のよさすごかったな〜〜。

【3日目/高知】


四万十川沈下橋→いろりや→四国カルスト→高知市街地でお酒を飲む


かつおのたたき(絶品)です。

 

【4日目/高知→徳島】


桂浜→祖谷→徳島市街地でお酒を飲む


ハイライトは小便小僧より、祖谷温泉でした。あとかずら橋。

【5日目/徳島→香川】


鳴門海峡→びんび家→小豆島で島イタリアンを楽しむ


麗しの島イタリアン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

【6日目/香川】


小豆島観光→こんぴらの温泉旅館にてゆるゆる

f:id:takachilog:20160330223136j:plain


「八日目の蝉」大ファンとしてはたまらなかったです、小豆島…。
(リアルタイムでインスタあげそこねておりました)

【7日目/香川】


こんぴら参り→讃岐うどん高松空港より帰京


このころには遊び疲れてクッタクタでした。笑

新婚旅行とはなんぞや、、


対外的な意味も含む場合はあるものの、
基本的にはべつに他人からやれと言われているわけではありません。

当然、今回で私たちの旅行がおしまいなわけではなく、
むしろどんどん沢山行きたいね、と話をしております。

では、新婚旅行という名目で行く旅行ってなんなんだろうか…
と、あらためて不思議に思った次第です。
ふたりが楽しいのであれば、それが一番ですけれども。


ちなみにわたしはハワイやグアムに行った経験がなく、
中学生のころに「家族とハワイ行ってきた!」みたいな話を友達から聞くと
は〜〜〜〜そうか〜〜〜いいな〜〜〜いいな〜〜〜と思っていたので、
子どもができたら一緒に行ってあげようと思います。
もしくは両親を連れて行ってしまおうかな。


また、新婚旅行的なテンションで、ふたりで長い旅行に行きたいものです。