いとこの女の子(14歳)が脱テレビのネイティブ世代だった
12月28日から30日まで、父方の親戚宅へ。
義叔父がごちそうと美味しいお酒を用意してくれていて、
例年のごとくたっぷり肥えて帰って来る帰省でした。
そのおうちには14歳と12歳になるいとこ姉妹がいます。
最近姉の方のいとこちゃん(14歳)がiphoneを買ってもらったらしく、
終始画面に釘付け状態だったので、何を見てるのかしらーとチラ見してみると。
にやーっとしながら、ゲーム実況のニコ動見てました。
大人がだらーっとテレビを見ている合間ずっとです。
どういうことかしらとちょっと聞いてみました。
テレビよりyoutubeよりニコ動が好き
叔母もあきれるほど、家に居るときはずっと動画を見ているそう。
いとこちゃん(妹・12歳)もネット動画が大好きらしい。
私「テレビよりyoutube見ることの方が多いの?」
いとこちゃん(14歳)「うん」
私「ヒカキンとか?(安易)」
いとこちゃん(14歳)「あーヒカキン嫌いやねん」
いとこちゃん(12歳)「ヒカキンつまらんもん」
そうなんだ。もうちょっと下の世代なのでしょうか。
(妖怪ウォッチも刺さらないと言っていたし)
いとこちゃん(14歳)「はじめしゃちょー好きや」
はじめしゃちょーが人気らしい。
いとこちゃん(14歳)「やけど、youtubeよりニコ動やなあ」
彼女にとっては、ニコ動>youtube>テレビだそう。
ゲーム実況の動画をみるのが一番好きで、
実況主のファンでTwitterをフォローしていて、
「この人アンチ多いねんけど好きやねん」と言っていました。
私(21歳)が14歳のとき、つまり7年前の中学生と違うこと
私が14歳の頃はもちろんガラケーで、
ネットでは馴れ合い掲示板でコテハン使った人たちが
ファンを持ったりアンチに叩かれたりしていたなあ、と思い出しました。
要するに7年前の中学生には、ネット上のアンチの概念とか、
ネット上に憧れる人がいるみたいなのが既にあったのです。
(そういうものに触れている同世代は少なかったですが)
ゲーム実況やyoutuberはほとんど浸透していなかったから見ているものは違うのですが、
あまりマインド面では変わらない気がします。
それでもやっぱり、当時の私にとって
友達や家族との話題はテレビがふつうだったし、
テレビ見られるワンセグ付きのガラケーが価値だったし、
FLASHが流行ることはあっても、文化にはなりえてなかったなと。
当たり前に中学生のいとこ姉妹が「ヒカキンつまらん」という話をしていて、
テレビなんて見ないよーニコ動の実況ばっかりだよーというところに、
この世代こそ脱テレビネイティブなんだろうなと思いました。
それはおそらく、初めて手にする携帯電話がiphone世代の人たち。
いまの20代前半でさえテレビを家に置かない人たちが増えているのだから、
もう、テレビはどんどんシニアのものにしかなっていかないよなあ。
なんだかすごく納得したのでした。
未来のメディアのありかた、すぐそこに迫ってました。