チヤホヤ戦線から離脱した23歳OLの頭の中


資生堂のCMが炎上した。

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「25歳からは女の子じゃない」
「もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」
辛辣なメッセージは瞬く間にインターネットを駆け抜けた。

そんなわたしは、チヤホヤ真っ只中な23歳OLである。
しかし残念ながら、チヤホヤはされていない気がする。







理由は簡単で、わたしがチヤホヤされようとしていないからだと思う。

わたしは子どものいない既婚者だ。22歳のときに結婚をした。
そう書くと「人妻だからチヤホヤはされないでしょ」と言われて終わりそうだが、
世の中にはチヤホヤされる人妻がたくさんいる。

チヤホヤされる人とされないわたしの違いは単純で、
「女として好かれようとしているか」だけだと思う。

恋愛をそれなりに楽しんできた20代の女子であれば、
「女として好かれるための所作」は自然と身についてくるものだ。
それをやるかやらないかで、チヤホヤされるかされないかは決まってくる。

わたしは女として好かれると非常に困る立場なので、
その所作をやらずに日々を過ごしているだけに過ぎない。

もちろん、やれば絶対に好かれるわけではなく、勝率が上がるというだけの話である。
わたしは美人でもなんでもないので、そもそもの勝率(=女として好かれる率)は低い。
今回の炎上問題になぞらえれば、25歳ないし年齢があがれば、勝率は下がってくるのかもしれない。

しかしまあ、所作さえやらなければ、
23歳だろうがなんだろうが全然男性からチヤホヤされない。

「女として好かれる所作」は、とても曖昧で、感覚的なものだと思う。
たとえば飲み会のとき、目線はどこにあるか。手をどこに置いているか。
ごはんをおごって頂いたら、そのあとどんな風にお礼を言うか。
普段どんな服を着ているか。どんな格好で仕事をしているか。
インスタグラムに何をあげるか。ツイッターで何を書くか。シェアする内容は?

セフレがいるとか彼氏がいるとか旦那がいるとか全く関係なく、
ひとつひとつ見られるところで何を見せているかが、好かれの分かれ道だ。


男性に好かれるのはとても嬉しいけれど、体力のいることでもあると思っている。
仕事がうまくいく場合も多いにあるだろう。
でもその引き換えに、
「旦那以外の男性と2人でごはんに頻繁に行く」とか、
「旦那以外の男性が喜びそうなLINEをする」とか、
紆余曲折ありながら旦那と向き合う日々に対して、不誠実になってしまう。

そんなわけで選択的ノンチヤホヤをする日々。
でも頭の片隅では、チヤホヤされる23歳OLの人生も羨ましかったりする。

大河ドラマ篤姫では、「女の道は一本道にござる」などと言っていた。
なるほどなあ、そうかあ、そんなもんかなあ、とひとりごちたりする日曜夜だ。

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