文化系の遺伝子は、ナカノとポンシュとパフュームに

 

私の持論で「思春期がその後の人生を決める」というのがあるのですが、
なかでも文化系の人々というのは非常にこじれております。

現在こじれにこじれてフォロワー5万人を超えるあたそさんですが、
彼女はもともと高校時代、わたしの軽音楽部の先輩でした。
とあるパーティーで5年ぶりに再会したときは、
「誰?あんた、覚えてないわ」ってばっさり言われちゃったんですけど。

ちなみに



この人も同じ高校なので、もしかして母校、コジレの巣窟なのかな?と思うんですが…。


これから話すことは、上のおふたりは関係ないのですが
なんとなくコジレ代表として出させてもらいました。



わたしは大変にこじらせていた(過去形)文化系の人間です。

典型的すぎてとても恥ずかしいのですが、
好きな映画監督は松尾スズキ、宮藤官九郎。漫画は浅野いにお。
山崎ナオコーラと穂村弘を愛読し、音楽は椎名林檎とGRAPEVINE。


そういう偏屈極まりないものばかりを好きでいた過去があると、
なんかもうずっと、もうずっとそれがそれこそが1番にあるんですよね。

SEKAI NO OWARIも細田守監督も又吉も好きだけど、
おそらく一生わたしの1番にはならない。こびりついている頑固な汚れ。
文化系のくせに、現在の文化系第一線は「なんか違うな」って思うんですよ。
まさに老害だと思います。


ただ、歳をとるにつれ、いろんな人といろんな話をしなくてはならなくなるので、
地に足ついた流行りものを好きになる「元文化系」は、ぐっと増えます。

大学に入ったり会社の同期と仲良くするようになると、
いかに汎用性の高い自分になれるかがポイント。
どこででもどんなんでも、楽しめる心を手に入れるのです。





きっと思春期のわたしが聞くと卒倒しますが、
今のわたしの1番はJason Mrazだし、
2015年1番の映画は「インサイドヘッド」でした。ピクサーは最高。



でも、元文化系はいつだって、すこし、ほんのすこしだけその片鱗を残しています。
例えば中野とか。例えば日本酒とか。例えばパフュームとか。

誰がどう好きでも違和感のないものに、じんわりカルチャーの匂いを感じる。
そういうのに元文化系は心を寄せていたりします。
サッカー部も生徒会長も、中野在住日本酒好きだって違和感ない。


高円寺とか下北沢などの「未だ現役」感の強い街は、
卒業したぜオレワタシ、みたいな人を寄り付けません。
むしろ恥ずかしくて全然行きたくなさそうにしています。




みたいなことを最近すごく、
わたしが思春期に出会った「ゴリゴリの文化系」の変化を見て思うのでした。

と書くわたしこそ、
中野で日本酒でパフュームより、
五反田でワインでマルーン5なので、
時間が解決した遺伝子の薄まりに、ありがたいことこの上なしなのでした。

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